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マツオカブログ Vol.21

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こんにちは。

松岡です。

 

ブログを書くのが久しぶりな気がします。

 

僕がブログを書いていない間に

世間は秋へ秋へと進んでいるようです。

なんと素敵なことでしょう。

 

 みなさまはいかがお過ごしですか。

 

僕は月見と称される食べ物を貪る

日々を送っています。

 

気温も過ごしやすくなってきてますね。

これくらいの気温が一番好きです。

 

あまりに快適な気温なので

今日の出勤中はBeatlesの「In My Life」を

聴きながら優雅なお散歩気分

 

名曲と共に街を闊歩しております。

 

今回、ご紹介するのは

そんな素敵な秋口にピッタリ

 

Kota Gushikenの

「Tie-Dye Fluffy Pullover」。

一見すると

 

ふわっとした毛足のあるニットに

大胆なタイダイ柄を施した一着。

 

ただ、近くで見てみると

単純に色を染め分けただけではない

ニットならではの表情があることに気づきます。

 

起毛したような柔らかな表面に

いくつもの色が滲むように重なり

場所によって色の濃淡や境界線が変化。

同じタイダイでも、

Tシャツなどのカットソーに施したものとは

また違った立体感があります。

 

個人的には

この「少し曖昧な色の混ざり方」が

かなり好きです。

 

柄としてしっかり主張しているのに

輪郭がはっきりしすぎていない。

 

そのため、着ているときの動きや

光の当たり方によっても

見え方が変わってくるように感じます。

 

まるで季節の境目のような雰囲気。

 

そして、この一着には

面白い制作背景があります。

 

デザイナー具志堅氏が

今回のタイダイをお願いした会社と

出会ったきっかけについて

 

「何年か前にお世話になっている倉庫さんの社長に忘年会で焼肉に連れて行って頂きました。そこで今回タイダイをして頂いた会社の社長さんにお会いしました。」

と話されています。

 

その後しばらく会うことはなかったそうですが 

ISSUE THINGSの真司さんから

 

「あそこの会社面白いし、具志堅くんに合うと思うから行ってみたら?」

と言われ

 

改めてその会社を訪ねることに。

そこで見せてもらったのが

今回の制作につながる

「不思議なタイダイ」だったそうです。

 

「色々なことができる会社なのですが、その中でも不思議なタイダイを見せて頂き、それがずっと頭の中に残っていました。」

 

この“頭の中に残っていたもの”が、

後に一着のニットへと繋がっていきます。

 

別の会社では

これまでKota Gushikenの

過去のコレクションにも

何度も登場している糸屋さんから

面白い糸を見せてもらったそう。

 

そこで

「この糸であのタイダイをしたら

面白くなりそう」

と思ったことから

 

このTie-Dye Fluffy Pulloverが

生まれました。

 

個人的に面白いと思ったのが、

先に「この糸を使いたい」

という発想があるのではなく

一度見たタイダイの技法と

後から出会った糸が結びついて

服になっているところ。

 

服を作るために技法を探すのではなく、

偶然出会ったもの同士を

頭の中で組み合わせていく。

 

Kota Gushikenの服には、

こうした“ものとの出会い”から

アイデアが広がっていく面白さがあり

とても好きです。

 

もちろん

アイデアがそのまま形に

なるわけではありません。

 

今回も

「色が思った通りに出すのが難しく、職人さんに何度も試していただきました。」

とのこと。

 

ニットの上で色をどう出すのか

どこまで滲ませるのか。

 

試行錯誤を重ねた結果

今回の独特な色の重なりが生まれています。

 

実際に見ると

タイダイの大胆さがありながら

ニット自体の柔らかな雰囲気も残っていて

派手すぎるというより

どこか温かみのある印象。

 

一枚で着ても存在感がありますし、

アウターの中から少しだけ柄を覗かせても

スタイリングのアクセントになりそうです。

 

「お陰様でいい色が出ました。ありがとうございました!!」

最後のこの言葉からも

 

デザイナーだけで完結する服ではなく

職人さんとの試行錯誤によって

完成した一着だということが伝わってきます。

偶然の出会いから生まれたアイデアと

それを実際の洋服へ落とし込む技術。

 

そう考えて改めて見ると

このタイダイのひとつひとつの色まで

少し特別に見えてきます。

 

ぜひ店頭で

実際の色の混ざり方や

ふわっとしたニットの表情まで

じっくり見ていただきたい一着です。

 

皆様のご来店、こころよりお待ちしてます。

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