POST

マツオカブログ Vol.16

Category :
Tags :

こんにちは。

松岡です。

 

先日、スパイダーマンの最新作

「Brand New Day」を観てきました。

 

ヒーロー映画なのに

泣いちゃうんですよね。

ヒーロー映画だから

かもしれないですが、、

 

いつまでたってもスーパーヒーローは

僕の中では憧れです。

アベンジャーズになりたい。

 

ストーリーも良かったのですが

映画館の音響と映像技術が

進化しすぎていて

圧倒されました。

 

MARVEL作品はほぼ全部観てるので

MARVEL好きと語りたいです。

 

手首から糸を出すクモ男の話は

置いておいて

 

今回はそんな「糸」についてです。

 

ブログ本編いきますっ!!

 

洋服には、見た瞬間に

惹かれるものもあれば、

知れば知るほど

面白くなっていくものもあります。

 

今回ご紹介する

Kota Gushikenのニットは

まさに後者。

 Kota Gushiken 26AW

hand of Rodin – 3D

¥44000+tax

 

カラーはRED、NAVY、GRAY、WHIE

の4種類がありましたが。

 

WHITEは早速、完売。

ありがとうございます。

 

ロダンの彫刻をモチーフにしたニット。

ロダンは「考える人」や「地獄の門」などで

有名な19世紀後半から20世紀初頭に

かけて活躍したフランスの彫刻家です。

 

一見すると、そのロダンの作品を

テーマに作られたニット。

 

ですが、このニットが面白いのは、

 ただ彫刻を柄として

落とし込んでいるわけではないところです。

 

実はこのニットには

ひとつの彫刻との出会いと

ウールの性質を利用した

特殊な編み地の技法が関係しているんです。

 

このニットに付いていた説明には

こんな背景が記されています。

「ゴッホが好きで、パリに行くたびにいろんな場所にあるゴッホの絵を見に行っていました。

ロダン美術館にもゴッホの絵があるとのことで、初めて行きました。

ゴッホの『タンギー爺さん』の絵や風景画など、見ることができて嬉しかったです。

が、ゴッホのいる部屋より手前にあったロダンの彫刻にも目を奪われました。

その中でも特に『LA CATHÉDRALE』という、二つの右手が寄り添う彫刻が気になり、作品の周りをぐるぐると何周もしてしまいました。」

 

ゴッホを見に行ったはずが

そこで出会ったロダンの彫刻が

このニットのきっかけになっているんです!

 

そして説明はさらに

ニットの技法へと続きます。

 

「ウールの糸は、お湯で洗うと縮む糸と、縮まない糸があります。

その2種類を一緒に編んで、場所によって縮んだり縮まなかったりと、

変な凹凸感を出すというテクニックが昔からあります。

そのテクニックを使った編み地を糸屋さんに見せてもらい、昔は面白いな、としか思っていなかったのですが、ロダンの彫刻を見た後にそれをみると、彫刻的な立体感のイメージと結びついて、より興味をそそられました。」

 

ここまで読んで、改めてニットを見ると

見え方が少し変わります。

 

柄として描かれているのは

ロダンの彫刻。

 

しかし、その立体感は

Kota Gushikenらしい

特殊なディテールがあります。

 

縮むウールと、縮まないウール。

異なる性質を持った

2種類の糸を組み合わせることで

編み地そのものに

高低差が生み出されています。

 

今回のこのニットは

手や土台の石の彫刻の部分が

縮むウールで盛り上がり

それ以外の背景は

縮まないウールでフラットになる糸を

使って編んであります。

 

つまり、手や石の部分だけが

盛り上がり、背景は平らなまま。

 

平面だったニットの上に

彫刻の部分だけが

浮かび上がってくるような仕組みです。

 

これが、実際に触ってみるとかなり面白い。

 

普通なら、ニットの柄は

「見る」ものですが

このニットは凹凸まで含めて

「触る」ことができる。

 

ロダンが石を削って

立体を生み出したように

こちらはウールの違いを利用して

立体を生み出している。

 

素材も方法も違いますが

「素材の性質を利用して立体をつくる」

という部分では

彫刻と重なって見えてきます。

 

ただロダンの作品を

ニットに描いたのではなく

ロダンから感じた「彫刻的な立体感」

そのものをニットの技法へと置き換えている。

 

そう考えると、この一着が

少し違って見えてきますね。

 

こういう商品の説明が

愛着に繋がる大きな要素だと思います。

 

ぜひ実際に触れて、この独特な凹凸感を

楽しんでいただきたいニットです。

皆様のご来店、こころよりお待ちしてます。

松岡

IDIOME Fukuoka
福岡市中央区大名1-8-18 ロイヤルパークス大名2F
open 12:00→18:00
info@idiome.jp
092-401-5322